ボルトを1クリックで作れるMAX Script【Nuts & Bolts】

Nuts & Bolts




ボルト、ナット、ワッシャーを自動生成してくれるスクリプト【Nuts & Bolts】

ボルトの自動生成するスクリプト【Nuts & Bolts】を紹介します。
モデルの情報量を増やしたい時に使えそうです。

Nuts & Bolts

MassFXで地面にバラまいてレンダリングしました

Nuts & Boltsの使い方

スクリプトを起動します。
Nuts & Bolts
Actions領域の『Create Nuts & Bolts』ボタンを押すと下のSettingsで設定した内容のボルトが生成されます。

デフォルトで作るとこのような結果になります。
Nuts & Bolts
1クリックでこれは良いですね。

ただヘッドのメッシュが少しいびつです。
Nuts & Bolts
細かい設定は下のパラメータで調節できます。

ボルトの設定
head diamerer:ヘッドの直径
head height:ヘッドの高さ
Bolt Diameter:ネジ部の直径
Bolt Height:ネジ部の高さ
Threaded Height:ネジ切りの高さ(Bolt Heightと同じ数字にすると胴部がなくなります。)
Threas Depth:ネジの深さ
Threas Pitch:ネジのピッチ
Threas Chamfer:ネジの面取り
Weld Threshold:?
Segments:セグメント
Pick Bolt’s Position:ボルトの初期位置を設定できます。ただし回転はしてくれません。

Nuts & Bolts
ナットの設定
LookParemeters With Boltの鍵マークがオンになっていれば
ボルトの設定が反映されます。
下手に設定を変えるとねじ切がボルトとずれるので基本鍵マークはオンで大丈夫です。

ワッシャーの設定
Outer Diameter:外径
Inner Diameter:内径
Washer Height:ワッシャーの厚み
Washer Chamfer:ワッシャーの面取り

ボルトに入れる文字の設定
Textに文字を入れるとボルトに文字を入れることが出来ます。
Nuts & Bolts
前回の記事のVrayClipperでスライスしてみるとボルトとナットがちゃんと噛み合っています。

V-Rayでオブジェクトをスライスしてレンダリングする機能【Vray Clipper】

2018.12.07
Nuts & Bolts

最後に

前回に引き続きポケモンネタになりますが、
このボルトでコイルを作りました。
Nuts & Bolts
ちなみに本物のコイルは六角のボルトではなく、丸い頭のトラスネジのような形状です。

丸いプリミティブにNuts & Boltsで作ったボルトを突き刺して、U字の磁石をつけて完成です。
形はとても単純ですが魅力的なキャラですね。

このスクリプトは使用頻度は高くないかもしれませんが、
背景にちょっとバラまいたり、モデルにつけてディティールを増やしたりが簡単に出来ます。

Nuts & Bolts[Download]







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