ボルト、ナット、ワッシャーを自動生成してくれるスクリプト【Nuts & Bolts】
ボルトの自動生成するスクリプト【Nuts & Bolts】を紹介します。
モデルの情報量を増やしたい時に使えそうです。
Nuts & Boltsの使い方
スクリプトを起動します。
Actions領域の『Create Nuts & Bolts』ボタンを押すと下のSettingsで設定した内容のボルトが生成されます。
デフォルトで作るとこのような結果になります。
1クリックでこれは良いですね。
ただヘッドのメッシュが少しいびつです。
細かい設定は下のパラメータで調節できます。
ボルトの設定
head diamerer:ヘッドの直径
head height:ヘッドの高さ
Bolt Diameter:ネジ部の直径
Bolt Height:ネジ部の高さ
Threaded Height:ネジ切りの高さ(Bolt Heightと同じ数字にすると胴部がなくなります。)
Threas Depth:ネジの深さ
Threas Pitch:ネジのピッチ
Threas Chamfer:ネジの面取り
Weld Threshold:?
Segments:セグメント
Pick Bolt’s Position:ボルトの初期位置を設定できます。ただし回転はしてくれません。
ナットの設定
LookParemeters With Boltの鍵マークがオンになっていれば
ボルトの設定が反映されます。
下手に設定を変えるとねじ切がボルトとずれるので基本鍵マークはオンで大丈夫です。
ワッシャーの設定
Outer Diameter:外径
Inner Diameter:内径
Washer Height:ワッシャーの厚み
Washer Chamfer:ワッシャーの面取り
ボルトに入れる文字の設定
Textに文字を入れるとボルトに文字を入れることが出来ます。
前回の記事のVrayClipperでスライスしてみるとボルトとナットがちゃんと噛み合っています。
最後に
前回に引き続きポケモンネタになりますが、
このボルトでコイルを作りました。
ちなみに本物のコイルは六角のボルトではなく、丸い頭のトラスネジのような形状です。
丸いプリミティブにNuts & Boltsで作ったボルトを突き刺して、U字の磁石をつけて完成です。
形はとても単純ですが魅力的なキャラですね。
このスクリプトは使用頻度は高くないかもしれませんが、
背景にちょっとバラまいたり、モデルにつけてディティールを増やしたりが簡単に出来ます。
Nuts & Bolts[Download]
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