スプラインに沿って多角柱を伸ばしてくれるMAX Plugin【Spline Mesher】

Spline Mesher




スプラインに沿って多角柱を伸ばしてくれるフリープラグイン【Spline Mesher】

オブジェクトをスプラインに沿って変形させることは、モデリングでもアニメーションでも活躍します。
そのやり方も様々あると思いますが、今回はフリープラグインの『Spline Mesher』を紹介します。

Spline Mesherの使い方

まずスプラインを引きます。
Spline Mesher
スプラインを選択してSpline Mesherモディファイアを適用します。
あとは太さやねじれ等を設定していきます。

Spline Mesher

Spline Mesherの設定項目

このプラグインで面白いのが太さを調整できることです。
これは先端を細くした状態です。
Spline Mesher
太さの調整方法はカーブエディタで行います。
Shapeのパラメータを0f~100fの間にキーを打ちます。
0にすると太さが0になるので、画像のように0fと100fの値を0にすると始点と終点が尖った形状になります。

もっと沢山キーを打つと複雑に強弱をつけることが出来ます。
Spline Mesher
Spline Mesher
上の画像のカーブエディタとビューポートの数字の打ってあるところが同じ部分になります。

分かりやすい設定方法ですが、太さのアニメーションが出来ないのと、オブジェクトにアニメーションに関係のないキーが増えてしまうのが残念な点です。

ロートアイアン風のオブジェクトが生成されるアニメーションを作る

Spline Mesherを使うとロートアイアンのようなオブジェクトの生成が簡単に作れます。
勿論複雑なものになると一筋縄ではいきませんが、いろいろ賑やかしには一役買ってくれるツールです。
アニメーションしたスプラインにも問題なく機能しますので、ねじる動きを付けたスプラインにも適用させています。

最後に

このプラグインのもう一つ優秀なポイントは、一つのオブジェクトとしてアタッチされた複数のラインにも有効なところです。
複雑そうな動きを付けるときに使えます。
ただ、やはり一つのプラグインにこだわると同じような動きになってしまいがちなので複数の方法を併用するのがクオリティに深みを出します。
小技の引き出しとして覚えておくと何かと使えると思います。
Spline Mesher







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