シャボン玉を簡単に作れるシェーダー【Thin film OSL】

Thin film OSL




シャボン玉や油膜の表現が出来るシェーダー【Thin film OSL】

スペキュラに色を付けることによってシャボン玉のような表現が出来るV-Rayのシェーダーを今回は紹介します。

Thin film OSL

反射にシャボン玉っぽく色がついています。

株式会社オーク様のサイトchaosgroup様のサイトでシェーダーソースをダウンロードできます。

Thin film OSLの使い方

マテリアルエディタでマップからV-RayOSLTexを開きます。
shader fileにダウンロードしたirridescence.oslを読み込みます。
Thin film OSL
thicknessにノイズマップなどをつなぎます。
V-RayOSLTexをV-Rayマテリアルの、Rreflectionのカラーマップにつなぎます。

Thin film OSL

テクスチャマップをつないだ状態

V-Rayマテリアルは水の質感にしてあります。

このマテリアルを薄い厚みのある球体に割り当てるとシャボン玉の完成です!

シーザーのシャボン玉

今回のシャボン玉を使って『ジョジョの奇妙な冒険』の第二部のシーザーのシャボン玉を作りました。

Thin film OSL

シーザーのシャボン玉【普通のシャボン玉バージョン】

シャボン玉の中にクロスシミュレーションをしたハチマキを入れています。
Thin film OSL

ワイヤフレーム

作中ではこのシャボン玉は血で出来ているので、V-Rayマテリアルを水から赤い液体に変えてレンダリングしました。
Thin film OSL

シーザーのシャボン玉【血バージョン】

完成!

最後に

シャボン玉や油膜のほかにもバイクの焼けたマフラー等も作れそうですね。
少し見た目をリッチにする小技としても使えそうです。

ダウンロードしたデータの中にThin film OSLを使用したサンプルのmaxデータも入っていますので、使い方がわからなくなってしまっても開けば分かると思います。







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